はじめまして、オカリン(@okarin_btc)と申します。
公認会計士・税理士、今は東京都の港区で税理士法人を経営しています。
税務顧問だけでなく、資金調達や個人事業主や法人が海外に進出するお手伝いもしています。
後ほどお話しますが、クライアントはIT系の人が多く若い経営者の方が多いです。
税金を正しく申告することはもちろん、お金が残る節税は積極的に行うスタンス。
「攻めだけでなく、守りも出来る経営者」を増やしていくため、情報発信していきます。
簡単に今までの略歴を書いておきます。
公認会計士を志した理由について(大学時代)
よく聞かれるのですが、正直色々考えたわりに決め手はあまり覚えていません。
・いろんな会社の内部事情を見てみたかった。
・そこそこの高収入があって安定していると思った。
・2007年くらいから試験が易化し、公認会計士ブームに飛び乗った。
・営業は向いてないなと思ったので勉強しておけば何とかなるかな。
というくらいのぼんやりした理由で、TACという専門学校に申し込みをした気がします。
当時大学3年生の春でした。
専門学校に入学してからは、所属していた水泳部をやめたり、頭が良すぎた彼女にイライラして別れたり、試験に落ちて資格浪人したり、、
本当に紆余屈折ありましたが、2年強ほどの勉強期間を経て晴れて試験に無事合格することが出来ました。
一番辛かったのは周りの友人は6人ほど公認会計士の勉強をしていましたが、全員受かって私だけ試験に落ちてしまい、当時住んでいた大阪から人知れず横浜に引っ越してきたりしました(笑)。気まずすぎて。
この時は本当に精神的にどん底でした。
会社員時代
飛行機の中でパソコンしながら世界を飛び回る会計士がカッコいいな~~とか考えた結果、某大手監査法人の国際部を志望して入社。
しかし現実は「海外を飛行機で飛び回るのではなく地方の工場を鈍行で巡回する」といった感じで完全にイメージと違いましたが、当時は与えられた仕事をとにかく頑張るスタンスでこなしていました。
しかし、入社してから4年半が経つ頃、今の仕事に疑問が出てきました。
・給料が全然上がらなくてまったく生活が変わらない。(4年で600万円→700万円くらいでした)
・4月~6月は激が付くくらいの繁忙期で、毎年めちゃくちゃ憂鬱。
・上司より先に帰りづらい。
・監査はどうせ最終的に問題なしの意見を出すのに、仕事の意味ってなに?
・10年後に自分が今の上司になりたいと思わない。
あとは、独立したくて資格を取った人も多いはずなのに、皆すっかりサラリーマンになっている現状にも疑問でした。
そう思い、独立するのはもしかして今なんじゃないか?と思い、退職して独立することにしました。
(今だから言えますが、副業としてやっていたアフィリエイトが好調で本業の収入くらいになってきたのもあります)
独立後~現在
時を同じくして、ちょうど同じタイミングで独立したい現パートナーとたまたまシンガポールで出会い、意気投合。
日本に戻ってから、2人共同で税理士法人を設立しました。
パートナーが営業、私が実務で完全分業するという荒業で、1年目で税務クライアントを100社獲得しました。
もともとどちらもアフィリエイトなどIT業の経験と人脈があり、独立するなら任せるよといって下さる方が多かったのも恵まれました。
しかしその反動で独立2年目までは寝る暇がないくらい一番忙しかったです。
領収証の山に囲まれながら事務所で寝たり、クレームが炎上し訴えられそうになったりもしました。
よくここまで生きてこられたなと思います。
そんな実務の最前線で税理士業をこなす中で気づいたことは「稼げる経営者は多いが守れる人は非常に少ない」という事実でした。
なので、せっかく税理士として活動するなら「会計・税務の分かる経営者を育成していきたい」と感じました。
2019年、会社を設立してから早くも5期目になりました。
今でも「攻めだけでなく、守りも出来る経営者の育成」というモットーは変わっていません。
清濁併せ呑みながら、泥にまみれながらも一歩ずつ進んでいきたいと思います。