税務調査は税理士に依頼したほうがいいか？

こんにちは、オカリン（@okarin_btc）です。

今日は税務調査は税理士に依頼したほうがいいか？
という話をしたいと思います。

税務調査。好きな人はいませんよね。
でも突然電話は来るんです。「御社に税務調査に伺いたいのですが、、」と。

突然連絡が来てビックリするのは分かりますが、まずは冷静になって具体的にどうしたらいいか考えましょう。

まず、タイトルの「税務調査は税理士に依頼したほうがいいか？」という問いについては
「税理士に依頼したほうがいい」と間違いなく言えます。その理由を説明します。

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税理士に依頼したほうが良い理由

①しっかり事前の準備が出来た段階で税務調査を迎えられる

ほとんどの人にとって、税務調査は初めてか、多く受けている人でも2,3回かと思います。

税務調査は事前準備がかなり重要で、実務では、税務署に指摘されるであろうことを事前に先読みして資料を準備したり、不足している資料は取り寄せしたりする必要があります。

でも、経験がないことに対して準備を万端に行うことは出来ません。
一方で税理士がいれば、税務調査は慣れているので、必要な資料を万全に備えることが出来ます。

また、想定問答を打ち合わせしたり、ここは指摘されたら税務署の意見を受け入れるがここは反論する、などの事前対策を行うことが出来ます。

②税務署の心証が良い

税務署は税のプロなので、ある程度税金の知識がある人のほうが話しやすいという事情があります。
また、「顧問税理士がついているしっかりした会社だな」という事前の心証があるため、比較的スムーズに進むケースが多いです。

逆に税理士をつけていない場合、
「顧問料が払えないくらい資金繰りが良くないのか？」
「税理士に指摘されるようなことをしているのか？」
という心証から入るため、疑惑から調査に入ることになります。

③追徴税の交渉が出来る

税務署に指摘された税金が不当である場合、こちらも税法に従って理論的に反証する必要がありますが、一般的に税の知識は解釈が難しく、慣れていないと実際に説得することは難しいです。
そのあたりはプロに任せたほうが、結果的に税金が安くなるケースが多いです。

税理士に任せた場合いくらかかるのか？

顧問先かどうかによって異なりますが、
だいたいですが、1日あたり40,000円～80,000円ほどが相場のようです。

顧問先でない場合は、帳簿を整理するところからだと30万円～かかるケースもあるようです（資料の整理状況によって金額がかなり変わると思います）

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国税庁OBの税理士に任せると税務調査は軽くなるのか？

国税あがりの税理士に任せると税務調査が軽くなる、と聞いたことはありませんか？

もともと徴収する側の国税局出身のOB税理士であれば、調査官は自分の部下みたいな場合もあるでしょう。
そういった事情もあり税務調査が軽くなるという話もあります。

ただ、実際のところはかなり怪しいところです。
最近はお役所もかなりコンプライアンスにうるさくなってきていますし、某大物政治家が100万円もらって税務調査を握りつぶしたみたいなニュースもたってしまったため、大っぴらにそういった「忖度」は出来ないでしょう。

裏を返せば、そういった大物政治家のコネを押さえれば多少税務調査に影響はあるかもしれませんが、普通の人には難しいと思いますし、ばれたら相当心証悪いです。
普通に調査を受けてしまったほうが結果的にうまくいくでしょう。

まとめ

ここまでお読み頂きありがとうございました。